第四十話 清水七夕祭りの歴史
清水駅前銀座商店街振興組合
住所:静岡市清水区真砂町5-22
電話:054-365-9206
清水駅から徒歩3分です。
地域活性化戦略研究所
所長 花井 孝
〒424-0105
静岡市清水区山切 41-20
目 次
早いもので、今年で清水の七夕まつりも64回目を迎えます。私は、この清水駅前銀座商店街で生まれ育ちました。子供の頃、店が終わると家族総出で、時にはお店の人も手伝って、柔らかい和紙から花を作ってくす玉につけました。子供の頃は、このくす玉だけでも豪勢で賞が貰えましたが、年々過当競争になり七夕かざりの制作を業者に頼む店も出てきました。今から30年前の昭和の終わりがピークでしょうか?それでも、七夕まつりには大勢の見物人が訪れて来ます。
全国各地の七夕まつりの七夕飾りですが、各地の特色があります。仙台が最も伝統があると思われますが、いわゆるキャラクターものがなさそうです。これに対して、清水の七夕はご当地キャラクターが良く見られます。
それ以外の地域では、ミス七夕とか七夕親善大使とか名前は違いますが、女性のキャンペーンガールがいたり、パレードや踊りがあったりしております。
清水七夕まつりは、私の高校生時代の昭和の40年頃が全盛時代だったかもしれません。しかし、数量的には昭和40年ですが質的にはもしかした昭和の終わり頃かもしれません。年々、数量が減って質も落ちていくような気がしますが、毎年頑張って立派な 七夕飾りを制作される店舗もまだまだ健全です。
商店街の商店の数が急激に減っております。さらに、新規開業の店舗のほとんどは、七夕飾りを全くしない店舗であります。このままでは清水七夕まつりもいつまで続くか心配です。協力的な商店だけのまつりから市民のまつりに昇格する必要があると思います。
清水区民の連帯感が求められております。