清水歴史散策 Ⅳ
清水歴史散策Ⅰも清水歴史散策Ⅱも1年分の12話が掲載されておりますが、清水歴史散策Ⅲは冊子の厚さの関係で終了し、続いて清水歴史散策Ⅳの始まりとさせて頂きます。
清水歴史散策は、マリンパル(株式会社エフエムしみず)放送の『清水歴史探訪』に基づき、私自身が現地を訪れ、取材したものです。なお、清水歴史探訪のパーソナリティは、前回同様、石井秀幸さんです。
清水歴史探訪番組宣伝
清水歴史探訪~~清水歴史探訪~~清水歴史探訪~~
この時間は、清水区内各地に残された歴史の香りを訪ねます。
この時間は、清水区内各地に残された歴史の香りを訪ねます。
清水歴史散策Ⅳ案内人
清水歴史散策Ⅲの案内人は清水歴史散策Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの案内人同様磯部和明です。私は、清水歴史散策Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの案内人を経験したお陰でかなり清水の歴史が詳しくなりました。
次に今回歴史散策Ⅲ案内人のアシスタントですが、引き続き高内さんにお願いしました。
放送日 平成27年12月12日
蒲原・志田邸でWEBを検索しますと、『志田邸・東海道町民生活歴史館は、東海道、蒲原宿にある希少な資料館です。』と書かれた東海道町民生活歴史館のHPが出てきます。蒲原宿は、町の人たちが熱心に昔からの歴史を残そうと努力しておりますが、この志田邸などはまさにその中心的な存在であります。
放送日 平成28年1月9日
旧志田邸は、『志田邸・東海道町民生活歴史館』だけでなく『東海道57次 中山道67次交流館』となっております。館長の志田威さんは、JRの専務取締役をしていたこともあり旅行には詳しく、いくつかの著書も出しております。中でも「東海道五十七次」の魅力と見所は、見ているだけでも楽しいです。少し、清水歴史散策からはずれるかもしれませんが、『東海道57次』の勉強をしてみましょう。
放送日 平成28年2月13日
北街道沿いの閑静な住宅地の中に、ひっそりとある『梶原堂』。名前は聞いたことがありましたが、どこにあるのかわからなかった『梶原堂』。今回は、この『梶原堂』の取材です。いつの間にか、梶原景時の名前を知らない人が増えましたが、今年もまた大内の観音様のお祭りの日に800年以上続く梶原景時の供養祭が営まれるそうであります。
放送日 平成28年3月12日
文明のあけぼの古墳時代は、日本の各地で古墳と呼ばれる大きな墓を築くようになったのですが、その背景には、共同生活社会が「むら」から「くに」へ発展していったことが挙げられます。わが郷土・清水でも、『三池平古墳』とか『尾羽廃寺跡』が見つかっており、「くに」に近い単位の共同生活があったことがわかります。これらの遺跡こそが、なぞの豪族『廬原(いほはら)氏』の痕跡なのであります。
放送日 平成28年4月9日
長い間、秘仏とされて公開されなかった『保蟹寺(ほうかいじ)』の『蟹に乗った薬師如来』でありますが、檀家からの強い要請でお盆の時だけ公開されるようになりました。お蔭で、ようやく白黒写真の『蟹に乗った薬師如来』がWEBで見られるようになりました。
今回は、その『蟹に乗った薬師如来』を特別に公開してもらうことになり感激しております。ところで、蟹を祀っているお寺は日本にも3つしかないようです。まして『蟹に乗った薬師如来』は日本広しといえど、この『保蟹寺』しかないのです。
放送日 平成28年5月14日
今回は、清水港の歴史が詰まったフェルケール博物館です。博物館を知っている人は多いと思いますが、訪れる人は予想外に少なく、私も今回が2度目の訪問です。清水港の歴史は、巴川の川湊から始まりました。江戸時代は、清水港ではなく清水湊だったのであります。時代を少しさかのぼり、清水湊について研究してみましょう。
放送日 平成28年6月11日
清水に限らず、日本の港は明治以降大きく変わったのではないでしょうか?江戸時代までは、港といえば川湊でした。鎖国から開国への歴史によりあちらこちらの港が開発されました。大きく発展した日本の港なのですが、世界の港の進歩はそれ以上のようです。このフェルケール博物館で、清水の港の歴史を学び、次は日本の港・世界の港の歴史や実情を学んでみたいと思います。
放送日 平成28年7月16日
終戦直後の昭和28年から始まった清水七夕まつりも今年で64回目であります。ピークに比べて竹竿の本数も半分以下となりましたが、この七夕の季節だけは清水駅前銀座商店街と清水銀座商店街に人があふれます。清水駅前銀座商店街で生まれ育った私としては、この七夕まつりだけはいつまでも賑やかであってほしいと思っております。