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7.次回の予告と参考書籍
天神雛について
 
 今回の清水歴史探訪では取り上げませんでしたが、旧志田邸は天神人形が有名です。真ん中の天神雛が江戸時代後期の作で、左側が明治時代の作品です。
 下の写真は、撮った時期が違いますが、いろんな雛人形があるのがわかると思います。

(清水歴史探訪より)

 

蒲原宿の暮らしを支え、戦争の惨禍をくぐりぬけてきた旧志田邸は、裏手に残された醤油工場の建物とともに地域の歴史の流れを今に伝えています。復刻されたお醤油は、志田邸で販売されています。お話は、「東海道町民生活歴史館・東海道57次 中山道67次交流館」館主の志田威さんでした。

 ところで、東海道は53次ではないかとお思いではないでしょうか。交流館は、なぜ57次としたのか。この謎の答えは、次回志田さんに伺います。

 

清水歴史探訪~~清水歴史探訪~~清水歴史探訪~~

 

お相手は、石井秀幸でした。

この番組は、JR清水駅近くさつき通り沿いのいそべ会計がお送りしました。いそべ会計について、詳しくはホームページをご覧ください。

次回の予告と参考書籍
 
 さて次回は、東海道は57次だったというお話です。参考書籍を4つ程入手できましたのでご紹介いたします。
今昔東海道ひとり歩き(江戸から大坂へ57次)
 
著者 今井金吾
 
 1983年(昭和58年)に交通公社のガイドシリーズとして発行されたこの本は、江戸時代の東海道を調査して書かれたものであります。
 内容は、お江戸日本橋から山科追分を経由して京都の三条大橋まで、さらに山科追分から大坂高麗橋までを、ひたすら歩いて旅する人のために書かれた本であります。道中の見所や逸話も記載されており、単に読書するだけでも楽しい本であります。
 残念ながら、老眼の私には字が小さすぎて読みにくいのが難点です。また、昭和時代の印刷のため写真は白黒で小さいのも欠点です。
 本の上部に今の東海道の地図があり、旧東海道が点線で記されております。さらにコースタイムとして、旧東海道の歩く目安タイムが書かれております。この本一冊持って、旧東海道を歩いて制覇した人はかなり多いのではないかと想像されます。現代版の旧東海道を歩く本または地図を入手して旧東海道全線を歩いてみたいと思いますが、体力的に無理そうです。
 
 
 
「東海道五十次」の魅力と見所
 
江戸日本橋~大阪高麗橋
歴史街道ウォーキングでアタマもカラダも元気!
蒲原宿・東海道町民生活歴史館館主
著者 志田威(たけし)
 
 この書籍は2012年(平成24年)に発行されたものです。内容は、江戸日本橋から大阪高麗橋までの各宿場を紹介したものです。各宿場の見所がカラー写真付きで説明されております。さらに足の弱い現代人のことを考慮してか、各宿場への交通が記載されております。なお、志田さんはJR東海に勤務していたこともあり、鉄道マンとしての心配りが感じられます。
 この本は、旧東海道を歩いて制覇しようと思うだけの人ではなく、本当に各宿場を訪ねてみたい人には最高の贈り物であり、次回の『第三十四話 東海道は、五拾七次』では、各宿場ごとに解説を試みたいと考えております。
 
 
東 海 道 5 7 次
 
東海道町民生活歴史館       
東海道57次・中山道67次交流館館主
著者 志田威
 
 前作『「東海道57次」の魅力と見所』(2012年)に継ぐ第2弾、『東海道57次』が2015年(平成27年)に発行されました。
 目次をのぞいてみると、『第1章東海道は57次だった』となっており、徳川幕府の管理した57次と歌川広重の53次についての解説が記載されております。
 第2章は『徳川家康と東海道』、第3章は『東海道の旅と生活』となっております。この第3章では、重き通行と称して重要人物の通行を取り扱うと同時に軽き人(普通の人)の旅と生活を取り上げております。
 第4章では『江戸期の旅事情』として江戸期の旅を説明し、第5章では『コースガイド「見どころ案内」』と称して、街道ウォーキングのお試し散策12コースの紹介があります。
 次回の『第三十四話 東海道は、五拾七次』では、この本の助けを借りて『清水歴史散策』を書いていきたい思っております。
 
 
東海道は大坂までの57次だった
 
~写真で伝える「東海道の真実」~
発行元 街道文化研究会
東京都杉並区高円寺南5-16-16
 
 平成28年1月発行というから、できたばかりの新本であります。本というよりも写真集とでも言えるこの本は、東海道は53次ではなく57次だったことを証明するための各種資料が、写真として集められております。
 よくぞ、ここまで集めたと感心するぐらい多くの資料が写真となって掲載されております。世の中の常識を破るのは大変な労力が必要なんだと改めて感心いたしました。
 
 
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税理士法人森田いそべ会計
〒424-0816
静岡市清水区真砂町4-23
TEL.054-364-0891
代表 森田行泰
税理士
社員 磯部和明
公認会計士・税理士

1.各種税務相談・税務申告
2.記帳業務
 3.給与計算・決算指導

■東海税理士会所属
■日本公認会計士協会所属
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