6.スイチさんから貰った資料
港マーケットのあったあたりはもちろん「真砂町のかなりの部分がスイチさんの倉庫等があった」と、金子さんから聞かされました。
スイチさんという名称を聞いたのは、つい4~5年前のことで、最初は何の意味かわかりませんでした。スイチさんは大正時代の清水の豪商で、終戦直後までは誰もが知っていたようです。
そのスイチさんの子孫が、私の友人だったとは露知らず、『清水歴史散策Ⅰ』を差し上げたところ『Orange King Suichi』ともう一冊の本を貰うことになったわけであります。
本の中を開けてまずは、明治の資料から。今の写真を撮って比較しようと思いましたが、あえてやめました。この写真と(頭の中の)駅前銀座商店街の華やかだった時の思い出と比較いたします。
次に、昭和十年頃の真砂町(駅前銀座通り)。今でも数件が残っております。お地蔵さんを引き上げた池がはっきりと書いてあります。
最後に昭和の終わり頃の住宅地図です。一番賑やかだった時です。