第九話 清水次郎長と梅陰寺
梅 陰 禅 寺
住 所
静岡県静岡市清水区南岡町3-8
TEL
054-352-0995
拝 観 料
300円
交通手段
JR清水駅→しずてつジャストライン山原梅蔭寺線で10分 バス停:梅蔭寺下車、徒歩すぐ
目 次
清水で一番有名なのは、清水の次郎長さんです。今日はこの次郎長の菩提寺・梅蔭寺を訪ねました。
『次郎長翁を知る会』の田口英爾(えいじ)さんは、ご多忙の為、今回はアシスタントの八木さんと二人で梅蔭寺を訪ねました。梅蔭寺までは、公共交通機関であるバスを使って行ってまいりました。私の事務所の前が『仲浜町』のバス停で、そこから『梅蔭寺』のバス停までは8分です。
2.清水次郎長の話
戦前から戦後にかけて、浪曲が盛んであった時代があります。その中でも有名なのが『二代目の広沢虎造』です。虎造の『清水次郎長伝』は、今の歌謡曲など問題にならない程大ヒットしました。
そして、次郎長の映画も『忠臣蔵』と同じぐらいヒットしました。
残念ながらアシスタントの友美さんは次郎長も忠臣蔵もほとんど知りませんでした。年々次郎長も忘れられていくのかもしれません。
斬った張ったの次郎長の武勇伝は映画でおなじみですが、次郎長の功績は、明治に入ってからだそうです。英語の塾を開きました。英語塾で勉強した若者がアメリカに渡りました。帰ってきてからアメリカでの成功談を話しました。その結果、アメリカに渡った若者が多数おりました。私の子供の頃、三保は別名アメリカ村とも呼ばれておりました。まさか、次郎長の英語塾がアメリカ村に結びつくとは思いませんでした。
写真は、次郎長の功績をたたえた『壮士の墓』の墓碑のコピー。
4.次郎長とお蝶さん
梅陰寺には、次郎長が実際に手にした品物が納められています。
それから三人のお蝶さんのお墓もあります。
お蝶さんの『お蝶弁天』もあります。
『お蝶弁天』は簡単には、見られないのですが強引にカメラをくっつけて中の写真を撮ってみました。
なお、この弁天様の顔と実際のお蝶さんとの顔とは別物と思った方がよいようです。
次郎長が最後に息を引き取ったのは船宿『末広』だそうです。この『末広』が解体され、処分される寸前に部材が残ったそうです。この部材を使って建て替えたのが現在の『末広』だそうです。
この『末広』からすぐ近くに、昔の『末広』のあった場所があります。
最後にそこを訪ねて、食事です。
今日は少し歩きました。