第参話 蒲原宿のお休み処を訪ねて
住 所 静岡市清水区蒲原三丁目25-3
電 話 054-385-7111
開館時間 午前9時30分~午後4時30分
休 館 日 毎週月曜日・祝日の翌平日
年末年始期間(12月26日~1月5日)
入 館 料 無料
目 次
1.お休み処を訪ねて
今回訪ねた『お休み処』は第1回の『木屋江戸資料館』訪問の後に立ち寄り、アシスタントの八木さんが刺子(さしこ:江戸時代の消防服)を着せてもらった所です。
まず最初に、入る前に『小さな流れ』と言っていた川を拝見しました。今は護岸工事がしてあり、川は道路より1m程度下を流れていました。江戸時代は今のように護岸工事がしてなかったので、馬もこの川で喉を潤すことができたと思います。
この川を見て、すぐに『お休み処』に行きました。入り口では、駿河裂織(さきおり)倶楽部の朝原智子さんが私達を待っていて下さいました。
2.二階に案内されて
二階には、見所がたくさんあります。二階から見た旧東海道の景色は、説明を受けた後と前では見方が変わります。江戸時代のベランダの様な縁側の様な所から外を覗くと、ふと江戸時代に戻ったような気がします。でも本当は、江戸時代はここから外を見るときには、そっと見る必要があるそうです。
二階には、昔からの調度品がたくさんありました。つい最近までは、このような調度品は古くて使いづらいという理由で簡単に捨ててしまいました。今では貴重品となった昔からの調度品、お宝鑑定団に出せばかなりの値が付きそうです。自分で使う気にはなりませんが見るぶんには楽しいです。
蒲原宿には実に多くの見所があります。最初に手作りガラスの家『磯部家』を訪問しました。次に『旧五十嵐歯科医院』を訪問し、中を案内してもらいました。それから『志田邸』を訪問し、やはり中を案内してもらいました。最後にお昼を食べてお終いです。