2.清見寺のお庭について
(清水歴史探訪より)
方丈を出ると、山側に見事な庭園が広がります。
このお庭は、家康さんが大御所になって駿府に戻ってきた折に、少し改修されたんだそうです。家康さんは、この庭に五種類の木と駿府城から三つの名石(めいせき)を持ってきて配置したっていうことです。
ですから、このお庭の別名は『五木三石(ごぼくさんせき)のお庭』って言われています。
『五木(ごぼく)』っていうのは、松の木、それから今中央にちょっと小さい木があそこにありますけど、代替わりした柏(かしわ)、あとは梅、柿、蜜柑(みかん)が当時はどうもあったらしいんです。今は柏が一本ここから見えます。
『五木(ごぼく)』っていうのは、松の木、それから今中央にちょっと小さい木があそこにありますけど、代替わりした柏(かしわ)、あとは梅、柿、蜜柑(みかん)が当時はどうもあったらしいんです。今は柏が一本ここから見えます。
それから『三石(さんせき)』ですが、ここにあの『臥牛石(がぎゅうせき)』っていう看板がありますね。」
「はい。」
「これが牛石(うしいし)、それから虎石(とらいし)、亀石(かめいし)。この3つがこのお庭にあります。虎石っていうのは睡虎(すいこ)、眠った虎。亀っていうのは遊亀(ゆうき)ということで、遊ぶ亀。こんな字をあてがっています。掘り起してみるとそういう形をした石なんだろうと思います。」
「はい。」
「これが牛石(うしいし)、それから虎石(とらいし)、亀石(かめいし)。この3つがこのお庭にあります。虎石っていうのは睡虎(すいこ)、眠った虎。亀っていうのは遊亀(ゆうき)ということで、遊ぶ亀。こんな字をあてがっています。掘り起してみるとそういう形をした石なんだろうと思います。」
中庭も素晴らしく、鶴亀の庭というそうです。