1.缶詰記念館を訪れて
「はい。さて、この建物なんですが・・。」
「はい。羽目板づくりで、ちょっと懐かしいタイプのものなんですけど、恐らくは大正から昭和にかけて、こういった羽目板造りの洋館というのが各地に造られていたと思うんですけども、昭和4~5年当時に、清水食品株式会社、今のSSKで使っていました社屋をここに移築して、缶詰産業の保存と検証のために使っております。」
「2階建ての建物で、入口のところが屋根がついていてちょっと洒落た造りになっていますけれども、それほど大きな建物ではないんですね。」
「そうですね。現状で、昭和の終わりぐらいに使われていた建物をそのままこちらに移築しまして、使っているんですけれども、建坪でどうでしょう、10坪ぐらいじゃないですかね。これでも、当初の建物よりも拡幅した状況だそうです。」
「それでは、館内をご案内いただけますでしょうか。」
「そうですね。現状で、昭和の終わりぐらいに使われていた建物をそのままこちらに移築しまして、使っているんですけれども、建坪でどうでしょう、10坪ぐらいじゃないですかね。これでも、当初の建物よりも拡幅した状況だそうです。」
「それでは、館内をご案内いただけますでしょうか。」
「はい。」
・・・引き戸を開ける音・・・
「はい、どうぞ。」
「引き戸を開けて中に入っていきますと、館内なんですけれども、非常に古めかしい感じ・・・ちょっと昔のような匂いもしたりなんかするんですけれども。」
「はい、缶詰記念館はなるべく昭和の雰囲気をなるべくそのまま残したいということで、その当時使われていた、こういった家具であるとか、説明文ですね、これも手書きのものをわざと用意をして使っています。」
「見どころとしては、どんなものがありますでしょうか。」