5.羽衣まつりと薪能(たきぎのう)
(清水歴史探訪より)
羽衣まつり当日
10月6日、午後1時半。三保羽衣の松前に設けられた特設能舞台には、清水第五中学校の三年生、およそ100人が威儀を正しました。
【能----------------披露中】
(清水歴史探訪より)
伝統の物語は、地元の中学生の手によって未来に受け継がれていきます。
子供達の舞台に続いて、エレーヌ・ジュグラリス夫人顕彰式が開催されました。在日フランス大使館、文化参事官のベルトラン・ポールさんの挨拶。
【フランス語での挨拶----------ナントカカントカ-------エレーヌ----エライ-----------】
【翻訳】
「日本の魅力に敏感で、日本の文芸に親しみ、あるいは芸術的精神に溶けた非常に多くのフランス人が、この演劇オペラである能に魅了されたことは想像に難くありません。作家にして、元駐日フランス大使のポール・クロウデル氏しかり、そして本日栄誉を称えるエレーヌ・ジュグラリスもその一人です。」
三保の松原に帳(とばり)が降りる頃、満席となった会場に篝(かがり)火が灯されます。
【能 披露中-------おお~-------】
【----------みほの~まつばら~-----------ふじの~たかね~-------------いそべの~かいけい~------】
打ち寄せる波と、薪が弾ける音以外、柴葺(しばぶ)き 一つしない場内は、やがて幽玄の世界となります。
清水歴史探訪
お相手は石井秀幸でした。この番組は、JR清水駅近く、さつき通り沿いのいそべ会計がお送りしました。いそべ会計について、詳しくはHPをご覧ください。